精研 俳句の会 事務局です!!
秋の気配を感じる季節になってきましたが、まだまだ日中は暑い日もあります。
本日は残暑を感じられる2作品をご用意しております(^O^)/
咲いて散る
三尺 三寸 三分
一夜(ひとよ)の花
作:照一
夏の間、あちらこちらの町から待ってたとばかりに
誠きれいに幾重にも咲き乱れる花火のショー。
所によっては、飛んでも無い(?)三尺三寸三分(直径一m)の
天空突き抜けて飛んで行く花模様。
花火師の技の見せどころ、ここに居ると誇らしげな町も有りとか。
暑っつ~い夏の一夜、団扇(うちは)扇(あお)ぎ、ポッカ~ンと
空高く仰ぐ人の顔を見るも嬉しろし。
水撒きで
うれし涙の
薔薇 彩(あや)か
作:照一
暑っつ~い夏の夕暮時、我が家の玄関先に地(じ)植え鉢植えの薔薇が三十本。
その足元(あしもと)見るや、日中に日射しで乾いた白い土が暑さを物語る。
廻りの五・六坪の芝面と一緒に「今日の此の日、暑かったろうに」と
弱い生き物への気持ちを込めて一寸(ちょっと)した労(いたわ)りの水撒きの時間しばし。
夕日を浴びて土から吸い上げたのか、その薔薇の一枚の葉から「ピカリ」と
光る滴(しずく)一滴、嬉し涙で泣いて居るのかな?
来週月曜は秋分の日で祝日ですね!
秋の彼岸の中日とされ、昼と夜の長さが等しい日だそう。
二週連続の三連休と言う方もいらっしゃるのでは!?
みなさんゆったりと秋を満喫してみては・・・?